歯医者によって値段が全然違うのは何故ですか？ ｜東京のインプラントならご相談ください。

虫歯や歯周病、メンテナンスなどの治療は保険により全国一律に治療費が定められているため金額の差がありません。ところが自由診療であるインプラントは歯科医院ごとに治療費を決めているため医院ごとに料金が違います。
インプラント治療に興味をお持ちであれば、5つのクリニックを比較されるとよく分かるでしょう。時には、十万円単位で差が生まれることもあるため「基本料金はないのだろうか」「判断基準が分からない」と疑問に思う方もいると思います。ここでは、歯医者によって値段が違う理由についてご説明致します。

保健診療による歯科治療は全国で一律に治療費が定められていますが、自由診療に関しては歯科医院がそれぞれに料金を決めるため違いが出ます。インプラント治療は自由診療であり、料金の差が出る要因の中には地域による差も考えられます。都心ほど料金が上がる傾向にあるのは、医院の立地による賃貸料金や人件費の差も影響しています。また設備や歯科医の技術、治療後の保証の有無やその内容によっても料金が変わりますので都内であっても料金の差は大きいです。料金とその詳細を十分確認され、安心して治療が受けられる医院を探されてはいかがでしょうか。

(インプラント治療費が異なる要因)
治療前の診断・レントゲン・CT撮影費用
欠損した歯の部分やお口の中の状態を検査し、顎の骨の状態をCT撮影して確認することはインプラント治療に欠かせない診断です。お口の中だけでなく身体の健康状態、疾患や持病がないかといった細かなカウンセリングを行い、安全・安心な治療を行うためには徹底した診断が必要です。
インプラントの種類
国内外合わせると400種類以上、日本の厚労省が認可しているだけで30種類以上のインプラントメーカーがあり、種類や大きさなどの規格と金額が異なります。安全性の高いインプラントは値段が高くなります。
歯科医師や歯科衛生士、スタッフの質
インプラント治療は外科手術を伴う治療であり、専門的な技術が求められます。また、治療後も虫歯や歯周病にならない管理をするなど簡単にはいかない治療です。質の高い治療を患者様に提供するためには質の高いスタッフチームが必要ですので歯科により人件費の差が出てきます。

歯科医院の設備
設備の違いで特に重要なのは検査に必要な歯科用CTを備えているかです。CTの撮影によりレントゲン写真では得られなかった三次元情報を取得でき、より精密で的確な診断が可能になります。しかし、CTを導入するためには数千万円単位の費用がかかりますので全ての歯科医が備えているわけではありません。
中には他院に撮影を依頼する医院もあればCT撮影なしで治療する歯科医もいます。設備の有無でこの設備料を治療費に含めているケースがあります。
補償の有無
インプラント治療への補償制度の違いが治療費に反映され料金の差が出ます。治療後に何かトラブルが起こった場合、保証があると安心です。保証を付けている歯科であっても保証範囲や保証期間、保障費用や限度額、適用の条件や回数が違いますので料金も異なります。
以上の点が治療費の違いを生みだし、インプラントの本数が増えるとその分が加算されることになり、歯の位置や状態により費用も変わります。
歯科医院を選ぶ際にはこれらの点を考慮して検討されるとよいでしょう。