インプラントは自分の歯と同じように噛むことができますか? |東京のインプラントならご相談ください。

●
●

インプラントは自分の歯と同じように噛むことができますか?

インプラントは、病気や事故で失ってしまった歯の代わりに人工歯根を埋め込み歯の機能を回復させる治療です。インプラント治療により義歯が入りますが、見た目や機能性はご自身の歯とほぼ変わらず、しっかり噛むことが出来ます。
噛み合わせる力のことを「咬合力(こうごうりょく)」と言いますが、インプラントは天然の歯の咬合力のおよそ9割に近い数値を実現することが出来ます。一方、入れ歯では約1割、ブリッジでは約6割の咬合力となっており、インプラントの咬合力の高さが分かるのではないでしょうか。こ
のことから、インプラントは、乳歯・永久歯に続く「第三の歯」と呼ばれ、失った歯を補う治療として希望される方が増えています。
それでは、インプラントと天然の歯の機能性がどのくらい違うのかについてご説明します。

医師からの回答

歯ぎしりは、睡眠中に上下の歯を強く擦り合わせることであり、医学的にはっきりとした原因が解明されていません。そのため、適した治療方法がないと言うのが現状です。
歯ぎしりから歯を守るためにはマウスガードと呼ばれるマウスピースを装着するのが一般的な対応であり、インプラント治療後も同じです。歯ぎしりをするとインプラント、そして顎の骨に強い力が加わり負担を与えます。マウスピースを装着することで歯やインプラントにかかる強い力が緩和でき、噛み合わせのずれを防ぐことに効果的です。

しっかり噛むことができるインプラント

人工歯根とものを噛むことの関係性
インプラントは外科手術により顎の骨に小さな穴を開け、人工歯根(インプラント体)を埋入します。この人工歯根が骨としっかり結合することで安定感があり、しっかりとものを噛むことが出来るようになります。リンゴや、おせんべい、たくわんなどほとんど以前と同じように噛むことができ、「以前の歯よりも噛みやすい」と表現される方もいるほど。人工歯根があるため、噛むごとに顎の骨に刺激が伝わり、顎の骨が痩せるのを防ぎ、骨を強化します。こういった機能は歯根のない治療である入れ歯やブリッジにはありません。ご自身の歯のようにしっかり噛むことができるのはインプラント治療だけです。

インプラントと噛むことで脳への影響

噛むことと脳への影響について
また、しっかり噛むことは脳にとっても良い影響であることをご存じでしょうか。「噛む」ことは記憶力にも良い効果をもたらし、同時に認知症を防ぐことにも繋がるのです。
インプラントのメンテナンスが大切な理由
自由診療のため費用が高額になり、外科手術による負担や治療後のメンテナンスも必要なインプラント治療ですが、得られるメリットが大きいのも事実です。ものを噛む際には噛み合わせる相手の歯があり、その噛み合わせのバランスがとても重要です。インプラントの義歯部分はセラミックなどの材質が用いられますが、どんなに硬い材質であっても摩耗していくため噛み合わせが変化します。これは自然なことですので、定期健診で噛み合わせのチェックを受け、咬合調整を受けます。
インプラントに負担をかけることなく正しい噛み合わせで維持することにより、インプラントを長持ちでき、安全・快適に過ごすことができるのです。

PageTop