インプラント治療の歴史について教えてください|東京のインプラントならご相談ください。

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インプラント治療の歴史について教えてください

失った歯を補う治療方法の一つであるインプラント治療の歴史は思いのほか古く、その起源はなんと紀元前に遡ると言われています。
その根拠は、古代人のミイラから宝石の歯根が発見され、抜けた歯の部分に象牙や貝殻、石、宝石などを埋める試みがあったとされる報告からきています。これにより、永久歯が抜け落ちた後に歯に変わる治療として古代からインプラント治療が存在していたと考えられています。
それ以降は、エメラルド、鉄や金、サファイアやクロム合金、コバルトやステンレス、そしてアルミニウムなど様々な素材を使用したインプラントが作られてきましたが治療結果が思わしくないなどの理由から徐々に淘汰されていきました。「チタン」が発見されてからは、他に類を見ない適応性を持つことからインプラントの主流素材となっています。
著しい進歩を遂げるインプラントの技術が初めて一般の人に適応されたのは1965年9月のことでした。

医師からの回答

インプラントの治療における年齢上限は特になく、条件を満たせばどなたでも治療を行うことが出来ます。下限は基本的に18歳以上となっています。
インプラント治療が行える健康状態であるかインプラント治療を行っている歯科に受診ください。また、治療は十分な治療計画に基づき行うものですので簡単に壊れることはありませんが、万が一壊れた場合は作り直しが出来ます。
インプラントの治療には外科手術が含まれ、1回法と2回法と呼ばれる術式があります。歯科医師の技術力や治療内容により前後するものの、手術にかかる時間は1本あたり10分〜30分程度が目安です。

インプラントの歯科治療への応用

この偶然の現象がチタンと骨が反応することなく結合する確信となり、様々な実験を経て歯科治療への応用が検討され、ついに1965年、34歳のスウェーデン男性ヨスタ・ラーソンに最初の近代インプラント治療が行われたのです。
生まれつき顎の骨が弱く、数本しか歯がなかった男性に埋入されたチタン製のインプラントは、2006年に亡くなるまでの41年間、歯に変わるものとして機能し続けました。
このインプラント治療は「ブローネマルク・システム」と名付けられ、インプラントが実用的な歯科治療技術として確立されてからは世界中でチタンが使用されるようになったのです。
日本のインプラントの歴史がスタートしたのは1978年頃です。しかし、その頃使用されたのは人工サファイア製で、チタンのように骨と結合させる事が出来ませんでした。

インプラント 東京 ブローネマルク・システム

当時、東京歯科大学の助教授であった小宮山弥太郎先生がウェーデンのブローネマルク博士の指導を受け、始めて治療が行われたのが1983年のこと。
以降、ブローネマルク・システムによるチタン製のインプラントが日本で普及するようになりました。
今日まで多くの研究が重ねられインプラント治療の質と安全性が実現。今も尚、発展を続けインプラントの技術は進歩しています。

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