インプラントは骨や体に悪影響はないのでしょうか?|東京のインプラントならご相談ください。

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インプラントは骨や体に悪影響はないのでしょうか?

「顎の骨に穴を開けて人工歯根(インプラント体)を埋め込む」と聞くと、「インプラント治療って大丈夫なのだろうか」、「顎の骨を痛め、体に悪影響をもたらすのでは」と心配される方もいるでしょう。
ここでは、インプラント治療と骨や体への影響についてご説明したいと思います。

医師からの回答

人工歯根であるインプラント体に使用されるのはチタンという素材で、生体親和性に優れることから顎の骨としっかり結合することが出来ます。人の体に馴染みやすく、金属アレルギー反応を起こさないとされていますが、まれにアレルギー反応が起こる事例もあるようです。それは純チタン100%でインプラント体を作ることが難しいことや、インプラントメーカーによって混合の割合も違うからです。そのため、わずかに混合した金属にアレルギー反応が起こるケースもありますので、アレルギーをお持ちの方はパッチテストや血液による検査を受けられてはいかがでしょうか。

インプラントは体に優しい治療

インプラント体に使用される素材の安全性
インプラントに使用するのは体に優しく、生体親和性に優れた「チタン」という素材が使われます。顎と骨をしっかり結合できるため、強く噛んでも耐えられる強度があります。
チタンは人工関節や骨折した時に固定するプレートや心臓のペースメーカーなど、数多くの治療で採用されている人の体に馴染みやすい性質の素材です。また、金属の中で唯一アレルギー反応を引き起こさないため金属アレルギーの方にも適しており、インプラント治療で体に与える影響はありません。
インプラント手術と健康状態
麻酔を伴った外科手術によりインプラントを埋入するのがインプラント治療ですが、手術自体は歯を抜く手術と同レベルと言われており、インプラント1本の手術自体は数十分というところ。体の健康状態が良い人しかインプラント手術を受けられないのは、麻酔を行うことへの安全性や術後の順調な回復が望めるからなのです。逆に言えば、健康状態の悪い方が治療を受ければ、トラブルが起こる可能性が高く、安全な治療が難しくなるため治療を推奨されません。

インプラント治療による顎の骨への影響

インプラント手術と顎の骨への影響
インプラント体を埋め込む際にドリルで顎の骨に穴を開けますが、患者様の骨量が十分である場合にしか治療は行えません。
インプラント体の大きさは直径が3〜5ミリ、長さが6〜18ミリ、開ける穴はとても小さなものですので顎の骨に影響なく安全です。そして、インプラント体の上にセラミックなどで作った人工歯を取り付けます。
ご自身の歯を歯根から失ってしまうと、ものを噛んだ時に噛み合わせで圧する刺激が骨まで届かなくなります。刺激が届かないと骨は退化し、少しずつ痩せ、周囲の歯にも影響を及ぼします。つまりは、歯のない状態は顎の骨を痩せさせ、周囲の歯にダメージを与えるのです。
一方、歯のない部分に人工歯根を埋入し、インプラント治療を行うことで、噛んだ時の刺激が骨まで届き骨が痩せるのを防ぐことになります。インプラント治療により、日々の租借で刺激を与えられ、顎の骨の強化につながるのです。

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