インプラントの寿命を延ばすことはできますか?|東京のインプラントならご相談ください。

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Q

インプラントの寿命を延ばすことはできますか?

質問 昨年歯を数本インプラントにして、毎日の入れ歯の煩わしいお手入れから解放されて、以前よりもご飯も美味しく食べられるようになり、インプラントにしてから体調もかなり良くなりました。こんなことならもっと早く治療を受ければよかったと思います。
ということで、この1年間はとても気分よく過ごせてきたのですが、先日同じインプラントをしている友人からインプラントの寿命は10年程度しかないと聞いて不安になりました。
私はまだ40代なので、10年しか持たないなら、平均寿命まで生きるとあと数回は治療を繰り返さなければいけないことになります。
お金にもそんなに余裕があるわけではなく、前回の治療費も100万円を軽く超えているので、いずれまた入れ歯にしなくてはいけないのかと考えると気持ちが暗くなってしまいました。
インプラントの寿命を延ばすことはできないのでしょうか?インプラントの寿命を短くする原因などがあれば、それも併せて教えて欲しいので、ご回答お待ちしております。
  • yajirusi
A

インプラントの寿命を延ばすことは可能です

インプラントの品質などによっても寿命に違いはありますが、インプラントの平均寿命は一般的には10〜15年程度とされています。しかし、実際にはそれ以上長持ちしていることが多く、反対に寿命に届かない早い段階で使用できなくなっているケースもあります。
インプラントは、埋め入れた骨にしっかりと根付くことにより、自分の歯のように機能し続けます。正しい使い方として丁寧にメンテナンスして、適切な治療を受けていれば、インプラントと骨細胞の強固な結合が得られるため、一生涯使い続けることも可能です。
インプラントの寿命を縮める代表的な原因には、インプラント歯周病があります。インプラント周囲炎というのは、埋め入れたインプラントが細菌に汚染されることによって起こる感染症です。
インプラントの周囲の骨が破壊されて、支えをなくしたインプラントが脱落してしまうこともあり、インプラント周囲炎になる原因には、清掃不良やメンテナンス不足などが挙げられます。
糖尿病や骨粗しょう症などの全身疾患も、インプラントの寿命を短くする原因の一つです。
このような疾患は、骨吸収と骨形成が行われる骨代謝のバランスが崩れてしまうため、インプラントを埋め込んでも、骨結合が正常に行われない可能性があり、糖尿病や貧血によって局所的に免疫力が低下することでインプラント周囲炎になるリスクを高めます。
その他にも喫煙や歯ぎしりや食いしばりの習慣も、インプラントの寿命を縮める原因となります。

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